初恋ゾンビを平積みにしてくれ
あっちゅーまに12巻が発売されました。この刊行ペースありがたい。とはいえ、こんなに面白くて大好きな作品なのにいつまでも本屋で平積みにならない…解せぬ。ええ、全く解せません。ので、この思いを書こうと思います(文字ばっかです)。
- 作者: 峰浪りょう
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2018/06/29
- メディア: Kindle版
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初恋ゾンビは初めの頃こそタロウと指宿くんとイヴで初恋キューピッドしてるんですけど(いやそのパートも面白いんですけどね!)、その後指宿くんが開花してからが可愛さ余って超絶見ものです。
あと、ゾンビものではないのでスプラッタしてないですよ!
①指宿くんがかわいすぎる。
この漫画のヒロイン?のうちの一人、ジャンル分けするなら所謂ボクっ娘(あれ?ボクっ娘ってもとの性別どっちだ?)。
だいたい少年ラブコメのボクっ娘というと3番手以下の当て馬なんですが、初恋ゾンビでは大大大本命のうちの一人です。
なにが可愛いかというと…最近はもはや溢れ出る好きが止まらないチョロ可愛さ!アンタもうそれ女の子の顔でしかないで…って瞬間が徐々に、それはもう増えていきます。最新12巻は爆弾のようでした。もう、すぐ真っ赤になるんだから…!!
この作者さん、前作もそうなんだけど男女の性の機微を描くのがうますぎる。
男の子と思われたいのにミニスカのメイドやらサンタやら可愛い女子が着る服を差し金のままに度々着てみたり、初めてできた学校の女友達にデレデレしてみたり、手作り弁当美味しいって言われて嬉しすぎて物陰でぴょんぴょん飛び跳ねてみたり…破壊力が高い…にやにやせずにはいられねーぜ。
②爽やかなラブコメ
ど真ん中ハーレム系少年ラブコメマンガかと思いきや、このマンガにはラッキースケベがほぼほぼありません。
まあ、男の妄想・初恋ゾンビが浮遊してるからしれっとパンツ丸見えだったり、頻繁にセクシーな服装したりしてますが。笑
初恋ゾンビは、男の初恋相手の妄想が形になった姿。これがあるので感情が常に丸見えで、主人公がもんもんフラフラする姿にイライラすることがありません。そして主人公タロウはそもそも省エネ男で頭がいいので、潔く自分の感情と向き合ってくれます。
逆に言うと、イヴに指宿くんに江火野にと、ヒロイン3人に揺れるタロウの心はすべて、初恋ゾンビが見える指宿くんには筒抜けなので、お互いにかわいそうなんですが(笑)
かといって、心理描写が雑なのかといえばそれは全く違います。丸見えだからこそ生まれる感情と展開と、見えない人にはあたふたする二人が面白くて、熱いのです。
指宿くんは、タロウに自分の気持ちに気付いてってずっと想ってるのに、気付いたら気付いたでわたしは男だって言ってみたりで全然進展しません。それはただの迷いとか固執だったり、自分を原型にしたイヴが常に見えていて、そのイヴに意思があって仲良くなってしまっていることだったり、原因は様々です。
そんなこんなしてる間に江火野さんが爽やかに青春を募らせて、タロウの初恋ゾンビのイヴにも影響出てきたりで非常にやきもきする。でも江火野さんがこれまたいい子なんだわ…ああ、つらい。
指宿くん、そんなに時間はないんだよーーー。わたしは二人が幸せになる未来がみたい。
でもくっついたらきっとイヴは消えてしまう。しかも最近は消えたくないのか消えたいのか、どうやって消えるのかずっと悩んでるようにも見える…。そんな中、イヴがタロウに怒る。まぁラブがコメってすぐ解決するんですけど、その後タロウはイヴに、自分が怒ったことに対して正直にどう感じたのか聞きます。イヴは、自分自身のことではなく、タロウを傷つることになってごめんって答えるんですよね。イヴはタロウの妄想だから当たり前っちゃ当たり前だけど、なんていい子なんだーーーー!!!
そんなこんなで、可愛くて、爽やかで、切なくて、続きが気になる作品です!!
見ずに書いたから少々ずれてるかも。だめだ、また読もうーー!!
そんなわけで、爽やかなラブコメを求めている方は是非。
アイドル苦手人が声優アイドルのi☆Risにハマった話
いやもう、昨年の春から声優アイドルのi☆Risにだだハマりしてしまいました。
もともとアイドルなんて、歌も演技も下手くそだし顔とダンスができるだけで音楽番組にでるな!!(酷い)とか言ってるタチの人間だったんですが、彼女たちはそんなわたしのようなクソおばばなど木っ端微塵に粉砕するほどの破壊力をもっていました。
(上記には著しい偏見が含まれております。素晴らしいアイドルたちは世の中に沢山います。偏った一意見として聞き流していただければ…)
そんなi☆Risは6人組で、声優とアイドルをどっちも頑張るというボーカルユニットです。アイドルなので、ダンスもします。
勧めてくれたのは、ある友達でした。
マシンガントークの明るいオタクのその友達は、ある頃から「アイリスがかわいいんだよね…」などと言い始めてはいたんです。
全く気にしてなかったのですが、ある日お宅にお邪魔した時、DVDの視聴会となり見せられたのが、そのi☆Ris…
その友達はもともと夕方女児向けアニメ『プリパラ』が大好きで、そのキャラクターの声を演じているのがi☆Risとのこと…
で
「声優なのに、ちゃんとアイドルやってるんだよ!」と、武道館のライブ映像をつけ出す友達。
i☆Ris 4th Anniversary Live~418~ [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: エイベックス・ピクチャーズ
- 発売日: 2017/04/05
- メディア: Blu-ray
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まずは触りに自己紹介からと言って、MCをみせられる。彼女たちは
「あなたがすきなのは?…いいえ〜さきさま〜」
「わんわんおーこくのお姫様!」
などと、おっしゃっており、わたしにはついていけないなぁ…などと思っておりました。
それでも友達は押しが強いので、観続けていく。笑
序盤のわたし…
ダンスは結構アクロバティックで激しいなぁ…声優のアイドルだったらもともとラブライブ!の楽曲がすきで、ライブ映像もすきだったけど、そのくらいのダンスの方がかわいいなぁ…
アイドルって結構歌うまいんだな…でも最近テレビ出てる人たちって口パクばっかりだし、これも録音後のDVDだしイマイチ信用には足りないなぁ…
なんて上から目線で思いながら観る。笑
ライブが進行し続けて…
どんどん汗だくになっていく彼女たち。アイドルってほとんど知らないけど、みんなこういう感じなの??ぶっ続けでこんなアクロバティックなダンス踊り続けてすごい…
やっぱ声優とかしてるだけあって、茜屋日海夏さんことひみたすは綺麗で特徴のある声がすきになれるし、若井友希さんことゆうきちゃんはアイドルと思えないくらいパワフルな歌声。(名前は友達が逐一教えてくれるw)
そしてそんなこんなで、武道館映像終了。
すきになるのはわかるなぁとは思いつつも、汗だくで頑張るアイドルってCDのジャケ写の三倍はかわいいし素敵なんだなぁくらいの気持ちでいました。
そして、2本目のDVDが投入されました。
i☆Ris 結成4周年Live~foooor~@i☆RisTELLARTHEATER [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: エイベックス・ピクチャーズ
- 発売日: 2016/10/26
- メディア: Blu-ray
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前の武道館で集大成をぶつけているだろうに、まだ他の表情が出てくるんです。
ユニット歌唱。
また違った雰囲気になる。個人の歌声が明瞭に聞こえてハモりの精度が高い。歌の雰囲気も昭和歌謡から懐かしアニソンGet Overカバー、ど直球萌え萌えアイドルアニソンまで多彩に歌いこなす。
なかでも萌え萌えソングのLove Magicは、にゃんにゃんポーズがあったり、ライブならではの話しかけるような歌い方してきたりで、女のわたしでも「くそう、かわいいじゃねぇか!」なんてキュンキュンしながら観てしまいました。
で、弾き語り。
わたしはこれがもうだめでした。
今まではさすが若者アイドル!といった感じでダンスの印象が結構強かったんですよね。
それなのに、弾き語りのためにダンスを封印して。メンバーの1人がピアノ弾き出して。そんで6人全員でハモり出すんですよ。それのクオリティが高い高い。Defy the fateやayatsunagiなど、i☆Risの中でも切なげなメロディの曲が丹念に歌われていきます。
さっきまで萌え萌えにゃんにゃんしてた芹澤優ちゃんが、神妙な顔で音とって気持ち入れ込みながら、メインパートも上ハモパートもすんごい綺麗に歌い上げる。なんだこれ!
もともとハモり隊なのは山北早紀さんと澁谷梓希ことずっちゃんなんだけど、その2人もいざ座って落ち着いて歌うと綺麗に響く。
ほんでゆうきちゃんは歌いながら自分でアレンジしたっていうピアノがっつり弾いてるし。上手い。
アイドルだからか、手持ちマイクがひと昔前のギャルの携帯電話かのようなデコられ方で、すんごいゴテゴテしいんですよね。それとこの綺麗なハモりの弾き語りの染み渡る歌とのアンマッチさ(笑)でも、それがギャップでいい味だしてる。
…というわけで、弾き語りで落ちてしまったんです。
このアイドル達、ただ者じゃない!!こりゃ口パクする人たちでできるクオリティじゃねえよと。そうなってからはもう全面的に信頼です。
アイドルだからかわいい歌はもちろんで、かっこいい曲も歌いこなす。
ほんで声優だからなのか、1曲のなかで一番が女目線で、二番が男目線でと全員が二役ある曲があるんですが、それも声色変えていつものかわいいのとかっこいい低めボイスとで難なく歌い分けるんですよね…。Summer Vacation Love。
もはや器用貧乏にならないかと心配しています。
友達にこの2本のDVDを観せられて以来、彼女たちのことが気になり始めてしまったわたしは、その日借りて帰ったCDを聴きまくり、合間さえあればネットのいろんな記事やら動画やらを観続けるようになってしまいました。笑
(…ちなみにみゆたんこと久保田未夢さんの良さは動画をみはじめてからじわじわとやって来ました。今となってはラブライブの一員となられて…最強のアイドルの声優です。)
本人たち、i☆Risは全員でご飯いったことないって不仲をよく口に出すんですよね。でもわたし個人的にはそれを大っぴらにできる関係で、もう4年以上もメンバー変更やらがなく続いてるってことは、ほんとはすごい信頼関係があるんだなぁと思って安心して見れました。個人的には羨ましい共感ポイントです。笑
曲はアニソン、ポップ系やら色々なのを歌っておられます。
なので入り口が多くて、気分によって色々変えて聴いてる間にすきになっちゃったんですが。笑
長々となりましたが、わたしのi☆Risとの出会いは以上です。笑
アイドルはテレビでたまに見るのでお腹いっぱい…って思っている人にこそ知ってほしいグループです。前向きで元気がでる曲が多いので、朝の憂鬱な電車で聴いています。
(そしてたまに「現実はそうはいかねえよ…」と落ち込んでいます。笑)
まずはYouTubeのMVでダンスと合わせてみて、そしたらCD聴いていただきたいところ。1stアルバムは勝手に地下アイドルっぽいと思っていて、大好きになるのに時間がかかったので、2ndアルバムの方が個人的には入りやすかったです。
王道アイドルアニソンからラテン系、ロック系、洋楽っぽいの。ユニット曲を含めるとほんと色んな曲たちが入ってて飽きません。わたしは、ど真ん中ですがドリームパレードが一番すきです。
アニソンはもともとすきでしたが、サウンドとしたらポップよりのバンドサウンドがすきなのに、おかしいなぁ…ってなってます。
はじめはちょっと引いてた自己紹介とか、アイドルらしいふるまいも愛しくなれてますから…。
気になった方はぜひぜひ。